中央アルプス

将棊頭山

標高2,730ｍ

伊那市、宮田村、木曽町の境にあり、伊那谷から見上げると山容が将棋の駒の頭に見えるところからこの名前がついたといわれています。
　大正2年（1913）8月に発生した中箕輪高等小学校の遭難事故をもとに書かれた新田次郎の小説「聖職の碑（いしぶみ）」の舞台として知られています。

登山のポイント

・代表的な登山コースは小黒川渓谷キャンプ場の上流に位置する桂小場からの内の萱ルートが一般的です。
・登山口から大樽避難小屋までは比較的穏やかです。大樽避難小屋から胸突ノ頭までは急登が続きます。
・分水嶺では、行者岩、木曽駒ヶ岳（西駒ヶ岳）、御嶽山の眺望が楽しめます。
・将棊頭山ルート、西駒山荘ルート（巻道）の分岐が分水嶺にありますが、冬期間は、巻道が通行禁止となります。