伊那谷東西よくばりコース

高遠城は南北朝時代の高遠氏に始まったと言われ戦国時代は武田氏、江戸時代は保科氏、鳥居氏、内藤氏と藩主が変わり明治を迎えました。戦国時代の「高遠城の戦い」では武田信玄の五男仁科五郎盛信(信盛)率いる高遠軍わずか3千の軍勢と、織田信長の嫡男信忠率いる織田軍5万の激戦は有名。高遠軍は奮戦むなしく散り果て、大将信盛は腹を掻き切り壁に投げつけ、壮絶な最期を遂げたと言われています。
廃藩置県後城は取り壊され、明治8年より旧高遠藩士たちの手によって固有種タカトオコヒガンザクラが移植されました。園内1500本にも及ぶ桜は桜雲とも呼ばれ、小ぶりで赤みの強い妖艶な美しさは「天下第一の桜」と称されます。また一説では「高遠城の激戦の血を吸ったため高遠の桜は赤い」とも言い伝えられています。

高遠「しんわの丘ローズガーデン」では、遠くに中央アルプスのパノラマが一望でき、約270種3,000株の美しい
バラを見ることができます。6月と10月の見頃のころにはバラ祭りが開催されます。

「ローメン」は昭和30年頃伊那市で誕生し、今も市民に愛され続けているソウルフード。蒸した太麺にマトンやキャベツを入れニンニクをきかせます。スープ風と焼きそば風がありお店によって違う味わいが楽しめます。食べる前にウスターソース、お酢などをお好みでかけるのがおいしさのポイント。
一方、伊那市発祥の丼「ソースかつ丼」はご飯に千切りキャベツ、その上にジューシー豚カツをのせ仕上げに各店秘伝の特製ソースをたっぷりと。がっつり召し上がれ。

南アルプスが一望できるロケーション最高の農業公園です。ハウスで育った甘いイチゴ狩りやブルーベリー狩りなどの季節の味覚狩りが人気。施設内にある「とれたて市場」では、新鮮な野菜やお土産などのお買い物が楽しめます。マウンテンバイク体験やダチョウとのふれあいもできご家族で楽しめます。