0.お食事

伝統食

 五平餅作り

伊那の暮らしがはぐくんだ食文化

かつて伊那谷を中心に広く栽培されていた羽広菜ですが、 近年「羽広菜生産加工組合」ができ「羽広菜のかぶ漬」を中心に伝統的漬物の販売が始まりました。羽広かぶはやわらかく甘みがあり、 しゃきっとした歯ざわりで、酒粕・味噌・砂糖・塩などで昔ながらの味においしく漬け込まれています。「七色漬」は七種類の野菜の漬物を、勘太郎月夜唄の「伊那は七谷…」 にちなんで命名したもの。
「行者にんにく」は昔々、修験道を極める行者がその精力を強め、神通力を得るために食したという山の中の不思議な植物です。最近横山地区に生産組合ができ、人工栽培の研究が進んでいます。行者が食べた不思議な山菜が、山の中に分け入らずとも入手できるようになりそうです。その他、きのこ・山菜なども豊富で、季節になると各地の農産物直売所で手に入れることができます。
お盆やお彼岸に欠かせないのが天麩羅まんじゅうですが、これは長野県の南信地方と、福島県の会津若松地方だけに伝わる郷土の行事食です。そ れにしても、こんなに離れた地域になぜ同じ料理があるのでしょうか…。
江戸時代の初め、高遠藩主保科正之は三代将軍徳川家光と異母弟だった事から、山形最上二十万石へ。 続いて七年の後、会津若松二十三万石へ転封されました。わずか三万石からの大出世ですが、急な事で家臣が足りず、 伊那地方の文筆のたしなみのある百姓町人を士分に取り立て東北へ大移動して行きました。 この時、伊那地方の様々な文化とともに伊那の天麩羅まんじゅうが会津若松に根付いたと考えられます。 こんな歴史を思い出しながら天麩羅まんじゅうを味わうのもなかなかオツなものです。
一方、五平餅はお祝いごとの席にはきまって作られる素朴な家庭料理です。モチとウルチの混ぜ具合、ご飯のつぶし具合、サンショの香りの味噌など、各家庭に秘伝の五平餅が伝わっています。

 

公開日2016/02/18
伊那市観光協会

ローメン(スタンプラリー実施中)

 マトンの肉と蒸した堅めの中華麺を独特のスープでキャベツなどと共に煮込んだローメンは、
地元のみならず伊那市を訪れる学生やビジネスマン・観光客からも好評をいただいている、
伊那市で古くから愛されている「ご当地グルメ」です。
 名前の由来は、最初は炒肉麺(チャーローメン)といっていましたが、いつのまにか「炒」の文字が消え、
折しも「ラーメン」ブームもあり「ローメン」となったようです。
 特長は蒸した麺とマトンとにんにくの渾然一体となった奥深い香り。麺は薄茶色で独特の香ばしさがあります。
 現在、伊那市を中心に「ローメン」の看板を掲げている店は約90軒あるといわれ、スープ風・焼そば風等、
店によってバリエーションが楽しめるのがローメンの最大の魅力です。
 また、家でもお手軽にローメンが食べられるように冷凍やインスタントのローメンが製造されるようになり、
みはらしファーム・市内のスーパー食料品店・中央道のサービスエリア等で販売されています。
 最近では東京都内や埼玉県内でもローメンを提供している店もあります。
 
伊那ローメンズクラブ設立20周年記念事業
美味し伊那ローメンスタンプラリー
~皆でローメンを食べ伊那市のまちを盛り上げよう!!~
   

 印刷用PDFはこちら

 印刷用PDFはこちら

店舗一覧

ローメンズクラブ
ローメンマップ、のぼり旗、スタンプラリーや「ローメンの日」制定など、
ローメンの普及、PRに努めています。
住所:伊那市中央4605-8 (伊那商工会議所内)
電話:0265-72-7000 (土日・祝日休み)
ホームページ
伊那市内ローメン提供店一覧(順不同)
店舗名 特長 住所 定休日 電話
(0265)
HP
華蔵 独自の製法によるあっさりとしたスープローメン。肉は好き嫌いの少ない豚肉を使用しています。 伊那市高遠町小原998-1 月曜 94-3580
とまり木 「幻のローメン」と呼ばれ、焼きそば風で遠方からのお客様も多い。醤油ベースのとまり木風たれが決め手です。 伊那市高遠町袋町1829-4-1 月曜 94-3685
萬里 伊那ローメンの発祥の店。その味は全国的にも知れ渡っている。独自のスープの味も絶品。 伊那市坂下入舟3308 月曜 72-3347
萬里彩園 マトン、キャベツ主体のローメン。長崎ちゃんぽんと焼きそばの中間。 伊那市日影25-7 木曜 73-5151
みすゞ食堂 マトンの代わりに豚肉を使用した
「焼きそば風ローメン」。お酢と七味唐辛子を使って、味の変化を楽しめる。
伊那市高遠町西高遠1701 水曜
(不定休)
94-2311
みはらしファーム
とれたて市場
スープ風ローメンを味わうことができる。売店には、「ローメンまん」があるのでお試しあれ。 伊那市西箕輪3416-1 12/29~1/1 74-1805
平家の里 当店特製牛すじローメン 1000円かくれB級グルメです。 伊那市長谷市野瀬1519-5 不定休 98-2847
アザレア
(伊那市役所食堂)
伊那市役所内にある食堂で一見関係者以外は入ることが出来なそうだが一般の人でも入って食事が出来る。 伊那市下新田
(伊那市役所内)
土・日曜
・祝日
78-4111
あすなろ ラム肉を使うなど徹底したこだわりのローメンは絶対の自信。30種類の昼定食と山賊焼き、豚の角煮も味自慢の店。 伊那市上牧清水町6423-1 月曜 78-3647
うしお 学生からサラリーマン・家族連れまで広く愛される。独特の焼きそば風ソースが決め手。超々盛りは一食の価値有。 伊那市荒井通り町3460-1 日曜 72-4595
和しん 肉はマトンと豚を選択できる、焼きそば風のローメン。少し甘味のあるスープ。 伊那市山寺1879-24 日曜 73-0632
串正 一切冷凍物を使わない頑固さがモットーの焼鳥屋。酒の肴に特製ソースのローメンが人気。 伊那市西町下春日町第二4882-2 第4日曜 78-8719
紋次郎 一面の畳敷きが特徴の居酒屋。ローメンはもちろん、ざざむし、蜂の子、馬刺しと伊那名物、珍味が味わえる。 伊那市荒井通り町1-29 年中無休 72-7452
シャトレ 猪の肉を使ったドラゴンローメンなど17種類のユニークなメニューが売り。オリジナルのタレもボトル売りで好評。 伊那市境1075-1 水曜 78-6822
四方路 特製スープで煮込んだ味が自慢。夏季のみ、焼肉をのせた冷やしローメンが楽しめる。特製ソースカツ丼もお薦め。 伊那市美篶上川手9375 日曜 72-8322
田村食堂 中華料理と定食の店。日々ローメンのたれの研究をし、こだわりの味がうかがえる。 伊那市西町下春日町5011-1 月曜 72-3787
天壇 ローメンの上に無塩バターが載ったバターローメンもおすすめ。スープ風のローメン。 伊那市坂下3312 日曜 74-9380
ともえ食堂 汁は少なめで少しトロミのある、焼きそば風のローメン。しっかりとした味付けで、締めの一杯としておすすめ。 伊那市坂下入舟3313 日曜 72-3354
とよばら 地域憩いの場の食堂。遠方からのファンも多く、信大生御用達の店。
やみつきになるローメンです。
伊那市西箕輪大萓6583 水曜 72-4909
花ぜん本店 ラーメン店のメニューに並ぶローメンもおすすめ。家族連れも多く来店する人気店。 伊那市境1649-3 月曜 72-8304
萬楽 「萬里」からのれん分けした店。味付けは同じだが、キャベツ、もやしたっぷりが特徴。 伊那市前原8268-325 火曜 72-4742
ポッケ 特製のタレとスープが自慢。ラーメン風ローメンにスープもあっさりと飲めるローメン。 伊那市西町沢5050 第1・第3
日曜
78-1250
みどり ラードで炒め、ソース味のスープ風が特徴。味もさる事ながら香ばしさが決め手。 伊那市山寺八幡町1950 水曜 72-4393
来々軒 伊那でも古参の中華料理店。ローメンの歴史も古く、豚肉を使い、特製のタレとスープが自慢。熟練の風味。 伊那市山寺八幡町1948-7 日曜 72-2687
竜門 カキ油を使った中華風味の煮込みローメンで中華料理ならではの味を演出。 伊那市中央第一4958 火曜 78-7151

麺街道

 岐阜県高山市から伊那市に至る国道361号は、国土交通省が提唱する日本風景街道にも認定されている、
風光明媚なドライブコースとしても人気があります。
その361号沿いには地域独自の食文化が根付いていて、高山ラーメン・よもぎうどん・うま辛王ラーメン・とうじそば・すんきそば・高遠そば・行者そば・ローメン等々、麺を中心にした郷土食が連なっています。
この独特な街道風情を醸し出している「山麓一(さんろくいち)の麺街道」として
多くの方に知っていただきたいと願っています。
高山ラーメン

【高山ラーメン】~高山~

高山では高山ラーメンと言わず飛騨中華と呼んでいます。

麺は細打ちの縮れ麺、スープはしょうゆベース、具はメンマ、チャーシュー、ねぎがその特徴です。
よもぎうどん

【よもぎうどん】~高山~

高山市朝日地区で村おこしとして特産品のよもぎを加工した商品を開発。そのひとつとして商品化されたのが元祖飛騨よもぎうどん。

道の駅「ひだ朝日村」の人気メニューです。
とうじそば02

【とうじそば】~木曽~

そばのしゃぶしゃぶとも言われる料理で、茹でておいたそばを「とうじカゴ」に入れ、油揚げ、長ネギ、椎茸などを煮たそばつゆにくぐらせていただきます。すんきを具にした「すんきとうじ」もお薦めです。

すんきそば

【すんきそば】~木曽~

木曽地方の郷土食である「すんき漬け」を温かなそばに乗せたもの。すんきとはカブ菜を乳酸菌で発酵させた漬物で塩を一切使用していない。独特の酸味がクセになる一品です。

行者そば

【高遠そば・行者そば】~伊那~

高遠そばは、「辛つゆそば」と呼ばれるものが原形で、焼き味噌・辛味大根・ねぎで調味されたつゆが特徴。辛味大根には汁気が少なく辛味が非常に強い「高遠辛味大根」という固有の大根が使われます。

行者そばも辛つゆそばの系統で、駒ヶ岳で修業した役行者が伝えたということから名付けられています。
ローメン

【ローメン】~伊那~

昭和30年頃、蒸し麺と羊の肉を利用した新しい料理を考案したのが始まりで、最初はチャーローメンと呼ばれました。食べるとクセになるローメンは、焼きそば風とスープ風があり各店オリジナルの味が楽しめます。

 【お問い合わせ先】
山麓一の麺街道フェスタ実行委員会
伊那市役所商工観光部 観光課内 TEL 0265-78-4111㈹
ホームページ

 

公開日2016/02/09・更新日2017/09/14
伊那市観光協会

ソースかつ丼

「かつ丼」に「ソースかつ丼」と「卵とじかつ丼」の2種類があることをご存知でしょうか。
ご当地伊那では、食堂でかつ丼というと「ソースかつ丼」の店が多く、
伊那のソースかつ丼は、ほかほかのご飯の上にシャキシャキのキャベツの千切りをのせ、
その上に各お店秘伝の特製ソースのタレにくぐらせた、
ボリューム満点の揚げたてのとんかつを盛り付けて出来上がりです。
 丼ぶりのふたを開けた時、特製ソースの香りが食欲をそそります。
 伊那伝統の味「ソースかつ丼」は、昭和21年に伊那町の中心市街地に開業した
飲食店の店主が始めたソースかつ丼(愛称「ひげのとんかつ」で当時有名)が人気となり、
伊那地域に広まって「伊那名物ソースかつ丼」として今日に至っています。
元祖とも云えるこのお店は、現在2代目の店主が伝統の味を守っています。
 ソースかつ丼のルーツは、大正時代早稲田大学の学生が早稲田鶴巻町にあった
「ヨーロッパ軒」(現在は福井市内にて営業)で、丼ぶりご飯の上にカツをのせ
ソースをかけたのが始まりといわれています。

店舗一覧

伊那ソースかつどん会
ソースかつ丼を伊那名物として、広くPR・普及させる活動を行なっています。
住所:伊那市中央4605-8 (伊那商工会議所内)
電話:0265-72-7000
(土日・祝日休み)
伊那市内ソースかつ丼提供店一覧(2015年7月現在・順不同)
店舗名 特長 住所 定休日 電話
(市外局番0265)
HP
青い塔 肉厚のロースかつ丼、ボリュームがあり、柔らかく仕上がってます。肉、キャベツ、ご飯の一体となった味。 西箕輪大萱7010-1 月曜 72-5777
志をじ ボリュームたっぷりのカツ丼は、秘伝の自家製ソースを使った一品。 伊那市西春近2701-2 不定休 98-7527
加城 大小宴会、祭事、法事、会合予算に応じて承ります。マイクロバスにて、送迎致します。 伊那市美篶5492-16
(Aコープ美すず店前)
日曜
・祝日
76-0821
和しん 時間をかけじっくり煮込んだ甘めのソースを使い、柔らかな肉とベストマッチ! 伊那市山寺1879-24 日曜 73-0632
花紋 サクサクの揚げたてかつを自慢の特製ソースに“ジュッ”と浸け、ホカホカのご飯
に2枚乗せてあります。
伊那市坂下仲町3334 年中無休 72-5615
串正 カナダ産の黒豚ロースが200g。コクと肉味が特徴。特製ソースはアッサリめ。 伊那市西町下春日町第二
4882-2
第4
日曜
78-8719
志ぶ柿 ボリュームが有りやわらかくカリッとした舌ざわりで旨い。家庭的で田舎風味噌汁が具沢山の定食もうれしい。 伊那市西町沢5050 年中無休 78-5323
シャトレ 特製ソースが程よく絡んだ、200gのジューシーなカツにきっと満足。メニューはどれもボリューム満点。 伊那市境3-20 水曜 78-6822
しらかば 三元豚やイベリコ豚(ベジョータ・ピエンソ)など12種類のソースかつ丼があり、好みに応じて選べます。 伊那市中央4515-3 火曜 72-4706
新鮮飯店 その日に仕入れた肉をその日のうちに使用し、時間をかけて作った自家製ソースと共に自慢の一品です。 伊那市狐島東4257-1 年中無休 78-0002
四方路 じっくり煮込んだ自家製ソースと焼肉や餃子に40年の歴史あるオリジナルのタレを使っています。 伊那市美篶上川手9375 日曜 72-8322
たけだ 小売・卸も営んでいるからこその
納得の価格!ジャンボソースカツ丼はサーロインとリブロースから選べます。
伊那市山寺234-3 水曜 72-0100
田村食堂 カツはロース使用。驚くほど分厚い。そのカツをゼリー状に近いソースにくぐらせる。濃厚だけど後味あっさり。毎月10日は特価の日!! 伊那市西町下春日町
5011-1
月曜 72-3787
てんほう やわらかくてボリューム満点!!手作りの美味しさとオリジナルソースが美味しさを演出。 伊那市山寺水神町261-2 第1
水曜
72-8522
鍋辰 豚肉は信州産を用いて、ロースを使用。パン粉はもちろん生パン粉、店主が吟味した独創的なソースが魅力。 伊那市中央秋葉町4819-30 火曜 78-6565
プリンス レトロな雰囲気の中に常連客の和やかさを持つ店内で食す、ソースとご飯の相性が良いかつ丼。 伊那市坂下3308 水曜 72-2271
門・
やません
ボリュームのあるやわらかなとんかつを、創業以来つぎ足している秘伝のタレで美味しいソースかつ丼にしました。 伊那市荒井通り町1-28 月曜 72-3030
来々軒 ジューシーで軟らかいとんかつを秘伝のタレで美味しく仕上げました。 伊那市山寺八幡町1948-7 日曜 72-2687

どんぶり街道

諏訪から上伊那、下伊那地域に至る天竜川流域の各地・国道153号沿いには
昔から地域に根付いた「丼物」が多くあり、それらのご当地名物どんぶりに加えて
新たにユニークな数々のどんぶりが生まれ「どんぶり街道」といわれています。
地域の食材や特産品を生かした「ご当地どんぶり」をぜひご賞味ください。
みそ天丼 【みそ天丼】~諏訪~

わかさぎや川えびなど四季折々の地元食材を使った天ぷらに、諏訪の味噌を
ベースにしたみそダレをかけた丼。
天ぷらと味噌のマッチングが各店の腕の見せ所です。

うな丼 【うな丼】~岡谷~

古くはうなぎの漁獲量が多く、伝統を受け継ぎ、研鑽を重ねて、こだわりのある岡谷独特の味を作り出しています。うなぎの消費量も全国トップクラス。

ほたる丼 【ほたる丼】~辰野~

辰野町のシンボルであるホタルをイメージし、鶏の照り焼きと地元産の野菜を使った滋味溢れる一品です。

伊那ソースかつ丼
【ソースかつ丼】~伊那~
伊那のソースかつ丼は、決して画一的でない食文化・食習慣から生まれた「名物」。ボリューム満点のとんかつに、シャキシャキの千切りキャベツ、各店秘伝の特製ソースの香りが食欲をそそります。
紫輝彩丼 【紫輝彩丼】~宮田~

紫輝彩丼は、宮田村の特産品「信州宮田ワイン紫輝」と鶏肉を必ず使うこととし、その他の調理法等については店ごとにオリジナリティーを出しています。

駒ヶ根ソースかつ丼 【ソースかつ丼】~駒ヶ根~

B1グランプリでも輝かしい実績を上げる「駒ヶ根ソースかつ丼」。ご当地グルメとして永年愛され続けている本場の味が駒ヶ根ソースかつ丼会の宝です。

さくら丼 【さくら丼】~飯島~

馬肉は低カロリー、高タンパク、鉄分、グリコーゲンがたっぷり!美容と健康のためにぜひさくら(馬)丼をお召し上がりください。

ごぼとん丼 【ごぼとん丼】~松川~

地元のフルーツで育った豚と地元産ごぼうがベストマッチな「激うま」どんぶりです。7つの飲食店でそれぞれ工夫した味が楽しめます。

鹿味噌グリル丼 【鹿味噌グリル丼】~飯田~

地元で獲れた鹿肉をやわらかく調理し、さっぱりと食べられます。ゆずの香りがほんのり漂う絶品どんぶり。現在、飯田市南信濃和田の星野屋のみで味わえる貴重な逸品。

【お問い合わせ先】
信州・天竜川どんぶり街道の会
伊那市中央区 レストランしらかば TEL 0265-72-4706
公開日2016/02/09・更新日2017/01/26
伊那市観光協会

信州そば発祥の地 伊那

 信州そば 「信州そば発祥の地伊那」ロゴ_カラー縦
 荒井区内の萱は「信州そば発祥の地」の伝説を残し、秘伝の味「行者(ギョウジャ)そば」が今に伝えられています。
奈良時代の初め、修験道の開祖役小角は修業のため信州に入り、小黒川をさかのぼって駒ヶ岳を目指しました。
途中、内の萱で村人たちに温かくもてなされた役小角は、お礼として蕎麦の実を置いていきました。
村人たちはこのそばを大切に育て、信州全体に広めたのです。
 江戸時代の初め、高遠の殿様はことのほかそばが好きで「辛つゆ(大根おろしの汁に焼味噌を入れたつゆ)」で食べる内の萱の「行者そば」が大好物でした。それを聞いた近郷近在の人々は行者そばを食べようと内の萱におしかけ、大変な評判になってしまいました。
 人々の求めに応じ切れなくなった内の萱では「西駒登山を修める者以外行者そばを食べることはできない」とし、
以後、行者そばは秘伝の味となりましたが、今ではいつでも内の萱で、また毎年 10月下旬に開かれる「行者そばまつり」で味わうことができます。
 信州そば発祥の地・伊那市には手打ちそばのおいしい店が多く、各店に「辛つゆそば」「十割そば」があります。
一度ご賞味下さい。
 高遠そばは、町内の飲食店関係者でつくる「高遠そばの会」のメンバーを中心に復活されました。
行者そばと同様に、麺つゆに辛味大根のおろしと焼き味噌を混ぜた「辛つゆ」に麺をつけて食べる、
いわゆる「辛つゆそば」と言われています。「高遠そば」と書かれた青い幟のお店で食べることができます。

信州そば発祥の地の由来

 
 山国、信濃の国は奈良時代、山岳信仰の高まりの中で修行の場として多くの山が霊山として開創されました。
修験道の開祖「役小角」は奈良の都から、東山道を経て信濃の国の最初の霊場を西駒ケ岳に求めました。この時、世話になったふもと、内の萱の里人に、一握りのそばの種を渡し、厳しい環境のもとでも収穫できる、そば栽培を教えたとされます。
伊那で収穫された「行者そば」の種は修行僧等の手によって、各地の霊山のふもとに広められたと伝えられ、今日の山岳信仰の強いところにそば処有りというゆえんとなっています。
 名称未設定-2
 戦国時代後期頃から信州伊那地方ではそば切りが食べられており、高遠藩保科正之公は無類のそば好きであったと伝えられています。正之は1636年山形最上藩、1643年福島会津藩へ転封する時も、そば職人や穀屋などを連れて行きました。正之は高遠のお城の慣わしである客人に対するもてなし料理「辛つゆそば」をそば職人とともに奥州へ移したのです。のちの、四代将軍家綱の後見役として江戸に詰めた27年間にも好んで信州そばを食し、江戸中期以降に花開いた江戸のそば文化にも大きく影響しています。現在も残る山形の「寒ざらしそば」会津の「高遠そば」は信州そばの伝播の証であり、信州伊那から山形、会津へそして江戸へと大きく広がっていきました。

店舗一覧(伊那エリア)

伊那市内そば店一覧
店舗名 特長 住所 定休日 電話
(市外局番0265)
HP
名人亭 標高800m以上の伊那産原そばを使った
「石臼挽き十割そば」や「行者そば」が名物。そば打ち体験あり(予約制)。
伊那市西箕輪
3415(みはらしファーム内)
店舗にお問い合わせください 74-1831
栃の木 信州産のそば粉のみを使用し、つゆに使用する節も店内で削ってダシを取っています。十割そば(数量限定)や、京鴨のそばがおすすめです。 伊那市西春近(
かんてんぱぱガーデン内)
水曜 78-4630
角八 農協と提携栽培のそばを使った「鴨せいろ」が人気。
ご主人の海釣りの刺身も美味い。
伊那市
山寺八幡町1918-1
木曜 72-2601
飲食街に佇む居酒屋。そばつゆ味の起源、
焼き味噌で味わう「からつゆそば」が人気。
伊那市
坂下入舟3308
日曜
・祝日時々
72-2130
クロネコ 昭和10年創業の昭和浪漫漂う雰囲気の中で味わうそばは格別。 伊那市
荒井通り町3391-1
水曜 72-2324
こやぶ 創業から四十数年の老舗そば専門店。
天ざる、ざる、もりがおすすめ。
伊那市
中央4498-6
火・水曜 72-0333
竹聲庵
(ちくせいあん)
地粉の石臼挽き、味が濃くて、
風味の強い田舎そばが味わえる。
伊那市
西箕輪与地6563
水曜 78-9966
梅庵
(ばいあん)
そばつゆに大根のしぼり汁を加えた「辛つゆ」、
焼き味噌でいただく「行者そば」が名物。
伊那市
内の萱7088-2
水・木曜
(祝日の時 営業)
76-5534  
ひろ節 そば専門の畑で栽培した
そばを自家製粉する
こだわりの専門店。
伊那市
福島1660-1
月曜 71-5141
みのやさくら亭 西箕輪産そば粉を使った「天ざる」が人気。
他に日替わり一品料理がおすすめ。
伊那市
西箕輪6866-16
火曜
(祝日の場合
翌日)
73-2253

店舗一覧(高遠エリア)

伊那市高遠町内そば店一覧 
店舗名 特長 住所 定休日 電話
(市外局番
0265)
HP
壱刻
約120年前の土蔵を再生した
そば処。地元産そば粉と
酒造りに使われていた湧き水
で打つ十数種類のそばから、
日替わりで1日3種類用意して
います。
伊那市高遠町西高遠1696 木曜日
(1~3月
冬季休業)
94-2221
楽座 紅葉軒 桜肉専門店に併設した
食事処。
「手打ち高遠そば」のほか
「さくら」にこだわった
郷土料理が味わえる。
伊那市高遠町小原305-1 不定休 94-2154
みすゞ食堂 そばつゆに焼味噌を
加えた「高遠そばと
地元野菜の天ぷら
セット」、「高遠そば」が
人気。
伊那市高遠町西高遠1701 水曜
(不定休)
94-2311
入野家
(いりのや)
焼き味噌の香り、
大根の辛さが際立つ
渾身の「高遠そば」
がおススメ。
伊那市高遠町西高遠1632 不定休 94-2018
ますや 「高遠そば」と粗挽き十割、
二八のセット「合い盛り」が
おすすめ。
伊那市高遠町東高遠1071 火曜
(1月・2月は
不定休)
94-5123
華留運
(けるん)
地元産原料にこだわり、
辛味大根・焼味噌の他に
クルミつゆで味わえる
「高遠そば」が人気。
伊那市高遠町西高遠1621-1 水曜 94-4277
兜庵 メニューは
「十割手打ちざるそば」の
中盛と大盛のみ。
伊那市高遠町小原516-24 木曜
(観桜期は
無休)
94-2459
七面亭 古民家を利用したそば処。
季節料理とデザートが
付いた「ざるそばセット」が
おすすめ。
伊那市高遠町長藤1924 木曜・第2
金曜
(営業は
4~11月)
94-3517
土味の器
(つちあじの
うつわ)
地元産のそば粉で打つ
手打ち十割そばの専門店。
日展作家の主人が造る陶器
の器で提供しております。
伊那市高遠町西高遠1842-1
(JRバス高遠駅裏側)
月・火曜 94-2306
南無庵 古刹の座敷で手打ちそば
が味わえる。おすすめは
「ざるそば」、そば定食。
伊那市高遠町山室2010 火曜 94-3799
紅さくら 女性オーナーならではの
感性で作る四季折々の御膳
料理と地元高遠産そば粉を
使った高遠そばが人気。
 伊那市高遠町東高遠1656-1 木曜
(4月中は無休)
94-5580

店舗一覧(その他)

伊那市外そば店一覧
店舗名 特長 住所 定休日 電話
(市外局番0265)
HP
風聲庵
(ふうせいあん)
彩り五色(1000円)五つの味が楽しめます。
ざる(800円)・もり(700円)・とろろ(1,000円)
茅野市
宮川字安国寺3372-24
10:00~17:00
(営業期間は3月下旬~11月)
0266-72-7211

そばマップ

 そばマップ 印刷用はこちら

麺街道

 岐阜県高山市から伊那市に至る国道361号は、国土交通省が提唱する日本風景街道にも認定されている、
風光明媚なドライブコースとしても人気があります。
その361号沿いには地域独自の食文化が根付いていて、高山ラーメン・よもぎうどん・うま辛王ラーメン・とうじそば・すんきそば・高遠そば・行者そば・ローメン等々、麺を中心にした郷土食が連なっています。
この独特な街道風情を醸し出している「山麓一(さんろくいち)の麺街道」として
多くの方に知っていただきたいと願っています。
高山ラーメン

【高山ラーメン】~高山~

高山では高山ラーメンと言わず飛騨中華と呼んでいます。

麺は細打ちの縮れ麺、スープはしょうゆベース、具はメンマ、チャーシュー、ねぎがその特徴です。
よもぎうどん

【よもぎうどん】~高山~

高山市朝日地区で村おこしとして特産品のよもぎを加工した商品を開発。そのひとつとして商品化されたのが元祖飛騨よもぎうどん。

道の駅「ひだ朝日村」の人気メニューです。
とうじそば02

【とうじそば】~木曽~

そばのしゃぶしゃぶとも言われる料理で、茹でておいたそばを「とうじカゴ」に入れ、油揚げ、長ネギ、椎茸などを煮たそばつゆにくぐらせていただきます。すんきを具にした「すんきとうじ」もお薦めです。

すんきそば

【すんきそば】~木曽~

木曽地方の郷土食である「すんき漬け」を温かなそばに乗せたもの。すんきとはカブ菜を乳酸菌で発酵させた漬物で塩を一切使用していない。独特の酸味がクセになる一品です。

行者そば

【高遠そば・行者そば】~伊那~

高遠そばは、「辛つゆそば」と呼ばれるものが原形で、焼き味噌・辛味大根・ねぎで調味されたつゆが特徴。辛味大根には汁気が少なく辛味が非常に強い「高遠辛味大根」という固有の大根が使われます。

行者そばも辛つゆそばの系統で、駒ヶ岳で修業した役行者が伝えたということから名付けられています。
ローメン

【ローメン】~伊那~

昭和30年頃、蒸し麺と羊の肉を利用した新しい料理を考案したのが始まりで、最初はチャーローメンと呼ばれました。食べるとクセになるローメンは、焼きそば風とスープ風があり各店オリジナルの味が楽しめます。

 【お問い合わせ先】
山麓一の麺街道フェスタ実行委員会
伊那市役所商工観光部 観光課内 TEL 0265-78-4111㈹
ホームページ

 

公開日2015/12/12・更新日2017/10/12
伊那市観光協会

馬肉料理

 馬刺し、おたぐり2
定番の馬刺し・おたぐり
IMG_5164②
紅葉軒の桜花丼(馬刺しの丼ぶり)
 伊那谷では昔から馬肉料理に親しんでいました。
信州で馬肉を食べる習慣は伊那がはじまりで、中でも「馬刺」と「おたぐり」が代表的です。
◆馬刺は、おろししょうがと醤油で食べる刺身。とろっとした舌触りは、一度食べたら忘れられないおいしさです。
◆「おたぐり」は、馬のモツを味噌でじっくりと煮込んだ料理で、辛党にはこたえられない味わいです。
  酒のつまみとして、市内の多くの居酒屋で出してもらえるほか、各家庭で独特の味を伝えている郷土料理です。
「おたぐり」の名は一説に、長い腸の中身を絞り出すためにたぐっていく動作からといわれています。
最近は馬のモツが入手しにくくなり、豚のモツでも作られます。

店舗一覧

店舗名 住所 電話(市外局番0265) HP
いたや 伊那市西町4873 78-7188
伊那市坂下入舟3308 72-2130
北野屋 伊那市荒井青木町3491 72-7101
千田 伊那市西町春日町4883 78-4547
紋次郎 伊那市荒井通り町1-29 72-7452
平家の里 伊那市長谷市野瀬1519-5 98-2847
みはらしの宿 羽広荘 伊那市西箕輪3822-30 78-6155
楽座 紅葉軒 伊那市高遠町小原305-1 94-2154
越後屋精肉店
(精肉販売のみ)
伊那市山寺八幡町3177 72-2824

 

公開日2011/09/29・更新日2017/08/30
伊那市観光協会

三大珍味・山の幸・伝統食紹介

伊那では古くから様々な物を食してきました。 中でもざざ虫、伊那子、蜂の子は伊那の三大珍味です。
ざざ虫は天竜川の浅瀬に住むカワゲラ、カワトビケラなどの幼虫です。 12月から2月まで、四つ手網を用いて行うざざ虫漁は天竜川の冬の風物詩です。
伊那子(いなご)は秋。つい最近までは、実った稲田の畦に袋を手にしたイナゴ取りの子供たちが見られたものでした。
蜂の子は夏から初秋にかけて大きくなった蜂の巣を捜す「スガレ追い」の後おいしい蜂の子を口にする、 伊那の人々の一挙両得の楽しみといえます。
どれもいったん味を覚えると、酒の肴によし、ご飯のおかずによしの忘れられない味となります。

ザザムシ漁

 210-250x182ザザムシは信州でも伊那地方だけの珍味。一見グロテスクな風体からは想像もできない滋味豊かなおいしさです。ザザムシは川虫の総称で、カワゲラやトビゲラなど水性昆虫の幼虫です。
河川渓流で、小石の散在して流れのあまり激しくないところはあまり波も立たず静かにザーザーと流れるとこ ろからこのような場所は「ざざ」と呼ばれ、ここを住みかとするカワゲラなどが「ザザムシ」と呼ばれるようになりました。諏訪湖から流れ出る天竜川の流れが 小刻みになって、足腰に少しづつ寒さを感ずるようになると、あちらこちらで天竜川の冬の風物詩「ザザムシ捕り」が始まります。ザザムシを生業としている人 は、12月から2月の間、手頃な石礫が散在して緩やかな流れ 《ざざ》を求め、4本の木を十文字に曲げ網を三方に張り巡らした「四ツ手網」と呼ぶ道具を使って、石の裏側にはりついているカワゲラなどを上流からだんだ ん下流に追い出してすくい捕らえます。また専門家でない素人衆も、川干しがあるとにわか漁師に変身します。割り箸とヤカンが必須アイテム。割り箸は虫を効 率よく捕らえるため、ヤカンは虫が這い出してくるのを防ぐためです。
さてこのザザムシ、独特の歯ごたえと旨みは酒のつまみにピッタリ。伊那地方の 料亭や居酒屋では小皿に品よく盛られて出され、味わうことができます。
「ザザムシ」料理は砂糖と醤油でじっくり煮る佃煮が唯一。生きた虫を嫌うことさえなければ、誰にでもできる簡単な料理です。
【ザザムシの佃煮】
〈材料〉
ザザムシ(生きた状態のもの)1kg
醤 油1合
みりん又は酒  適量(お好み)
砂糖300グラム以下〈作り方〉
1. たっぷりのぬるま湯でザザムシを数回洗い、川砂を取り去り(熱い湯を使うと、虫を殺してしまい味が落ちるので)ザザムシをざるに上げ、よく水分を切る。
2. 鍋に醤油、みりん又は酒、砂糖を入れ、さらにザザムシを加え、強火で煮込む。
3. 汁が煮立ってきたら中火にして、水分がほとんどなくなるまでじっくり煮込んで出来上がり。

すがれ追い

すがれ追い伊那市を中心とした伊那谷地方は知る人ぞ知るハチの宝庫。その種類はなんと20種類以上にも上ります。中でも食用として秋の味覚を彩るのが「スガレ」と 呼ばれる地バチの一種。この「ハチの巣」を見つける方法がユニークで、「ハチ追い」(ハチ釣りともいう)などと呼ばれています。
まず、ハチのいそ うな野山に分け入り、ハチの好きなカエルや魚の肉をえさに、待つことしばし。ハチは一匹二匹とやってきて、肉を食いちぎり飛び去ります。この肉片に、目印 になる真綿を糸状に結び、くわえて飛び去ったハチの後を追います。巣のありかを見つけると、さっそく巣の入口に煙幕を差し込み、煙でハチを仮死状態にさせ ます。そして土を掘り、巣を採取。巣は円盤状のものが数段に重なり、大きなものでは直径30・にもなります。
さてこの貴重な珍味のいただき方は、 醤油・砂糖・みりんで煮つける料理が最もポピュラー。これをご飯に入れれば、ハチの子飯の出来上がりです。
フライパンで軽く炒って、塩をまぶして もオツな味。「やはり生食」と、生きたままペロリとやる猛者もいます。
秋になると、時に地元のスーパーでは、幼虫をたわわに宿した巣が、丸ごと ラップに包まれて売られています。ハチの子の食文化をもつ伊那地方独特の光景です。

 

公開日2011/04/03・更新日2016/09/07
伊那市観光協会ap

行きたいな!観たいな!
食べたいな!伊那市へ!
Guidance Video

  • 日本語
  • English
  • 中文
    (簡体)
  • 中文
    (繁体)