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伝統食

 五平餅作り

伊那の暮らしがはぐくんだ食文化

かつて伊那谷を中心に広く栽培されていた羽広菜ですが、 近年「羽広菜生産加工組合」ができ「羽広菜のかぶ漬」を中心に伝統的漬物の販売が始まりました。羽広かぶはやわらかく甘みがあり、 しゃきっとした歯ざわりで、酒粕・味噌・砂糖・塩などで昔ながらの味においしく漬け込まれています。「七色漬」は七種類の野菜の漬物を、勘太郎月夜唄の「伊那は七谷…」 にちなんで命名したもの。
「行者にんにく」は昔々、修験道を極める行者がその精力を強め、神通力を得るために食したという山の中の不思議な植物です。最近横山地区に生産組合ができ、人工栽培の研究が進んでいます。行者が食べた不思議な山菜が、山の中に分け入らずとも入手できるようになりそうです。その他、きのこ・山菜なども豊富で、季節になると各地の農産物直売所で手に入れることができます。
お盆やお彼岸に欠かせないのが天麩羅まんじゅうですが、これは長野県の南信地方と、福島県の会津若松地方だけに伝わる郷土の行事食です。そ れにしても、こんなに離れた地域になぜ同じ料理があるのでしょうか…。
江戸時代の初め、高遠藩主保科正之は三代将軍徳川家光と異母弟だった事から、山形最上二十万石へ。 続いて七年の後、会津若松二十三万石へ転封されました。わずか三万石からの大出世ですが、急な事で家臣が足りず、 伊那地方の文筆のたしなみのある百姓町人を士分に取り立て東北へ大移動して行きました。 この時、伊那地方の様々な文化とともに伊那の天麩羅まんじゅうが会津若松に根付いたと考えられます。 こんな歴史を思い出しながら天麩羅まんじゅうを味わうのもなかなかオツなものです。
一方、五平餅はお祝いごとの席にはきまって作られる素朴な家庭料理です。モチとウルチの混ぜ具合、ご飯のつぶし具合、サンショの香りの味噌など、各家庭に秘伝の五平餅が伝わっています。

 

公開日2016/02/18
伊那市観光協会

そばの旅人
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