観光ガイド

平成27年度開催い~な旅

平成27年度のツアー
第1回 4月24日(金)
【羽広仲仙寺開創1200年記念】
御開帳と丁石、西山のさくらめぐり
第2回 6月3日(水)
写真家津野祐次先生と歩く
新緑の鹿麗高原と中央構造線露頭めぐり
平成二十七年最初の「い~な旅」は、四月二十四日、坂下の辻から丁石を巡り、羽広の仲仙寺開創千二百年を記念しての御開帳見学と西山のさくらめぐりでした。
最初は常円寺のある円山公園で「原子の火」「原爆の柳」を見た後、公園下の坂下の辻で信仰の道と言われる羽広の観音様までの道筋一丁ごとに石碑、石仏が地域の人々によって寄進された話を聞いた後、その道「はびろ道」」に沿ってバスで進みました。途中、一里塚や茶屋掛けで丁石を見学して御開帳で賑わう仲仙寺に着きました。
植物園でカタクリの群生地を見学、ちょうど濃いピンクの花が可憐に咲いていました。
その後仲仙寺の本堂に入り、ご本尊の秘仏十一面観世音菩薩を拝顔することができました。今回特別に御開帳されたご本尊様は、尊いお姿で厨子の中におられ、お参りする人々も荘厳な気持ちになりました。
この寺は今から千二百年前(平安時代)慈覚大師円仁により開創されました。その後武田氏により寺は焼かれましたが、江戸時代徳川家康の命を受け飯田城主小笠原秀政が仲禅寺と号し慶長十八年に本堂を建立しました。
また、江戸時代は農民の中で馬は生活になくてはならないもので、この寺は馬の観音様としても有名です。
今回の御開帳の為にご本尊様の右手から五色の紐でつながっている回向柱が建てられ、大勢の人がこの柱に触り、一心に祈る姿が見られました。
昼食は山荘ミルクで春の山菜など色鮮やかな弁当を美味しく頂きました。
午後は西春近細ヶ谷の伊那スキーリゾートより南アルプスの遠望を楽しみました。
残雪の駒ケ岳、仙丈ヶ岳、北岳、塩見岳などの山々が午後の陽を浴びて美しく見えました。
またこの春、伊那スキーリゾートの施設を利用した「きのこ王国」がオープンしてキノコ狩りを楽しむ参加者もいました。
西山の桜は散りかけておりましたが、好天に恵まれ充実したバスハイクになりました。
朝起きたら小雨、津野裕次先生(日本山岳写真協会理事)と打ち合わせして天気の状態を見ながらコース変更することになり、ミステリーツアーになりそうな一日がスタート。
参加者20名、撮影勉強を兼ねたガイドを含め総数27名、予定通り9時市役所を出発した。
当初のツアーの目玉は鹿嶺高原での新緑の山々の撮影であったが、雨と霧に遮られやむなく断念し、まず長谷アルプスフォトギャラリー(津野先生常設展示場)で写真撮影講座を開催した。
津野先生の展示作品を見た後、「写真の撮り方と考え方」の説明を受け画面構成、光を大切に、シャッターチャンスを考える、俳句制作と同じようにシンプルに組み立てることなどが大切と説明を聞いた。続いて昨年9月27日御嶽山登山中11時53分、9合目で噴火に遭遇し、その瞬間を撮影した1枚のパネル写真を見ながら、死を覚悟しながらも無事避難された体験をお聞きした。(今も6名が行方不明です。ご冥福をお祈りします。)
その頃には雨もほぼあがり、中央構造線溝口路頭で説明を聞き、霧で幻想的な美和ダム湖面、緑の中に赤い色が映える神田橋、白いヤマボウシの花などの被写体を撮影指導を受けながら参加者は実際にシャッターを押し津野先生の指導を熱心に受けていた。
長谷ビジターセンターで昼食、歓談、道の駅南アルプスむら長谷で買い物を楽しみ、午後は高遠「しんわの丘ローズガーデン」でバラ見学と撮影指導にコース変更した。
例年より10日程早い開花で色々な種類のバラが満開に近く、あたりには甘い香りが漂っていた。雨にぬれ水滴が残るバラの花を被写体に撮影指導を受けた後、皆さんそれぞれ広い園内を撮影しながら鑑賞した。中央アルプスも雲の切れ目から見ることもできた。
当初目的の鹿嶺高原に行くことはできなかったが、雨上がりの冷気に包まれた山里の緑豊かな自然の中をゆっくり散策でき、津野先生にじかにご指導を頂くこともでき、思い出に残るツアーになった。
第3回 7月23日(木)
【中央アルプス西駒山荘石室建設100周年記念】
伊那の展望、千畳敷カールの高山植物を楽しもう!
第4回 7月23日(木)~24日(金)
【中央アルプス西駒山荘石室建設100周年記念】
西駒ケ岳登山と石室見学、星空観察
前夜からの雨模様の天気を心配していたが、当日は朝から雨、同日に開催の登山コースは取りやめになりましたが、この日帰りコースは決行になりました。
駒ヶ根菅の台バスセンターまで、日程説明に続き担当ガイドから、西駒ケ岳の様子や安全な登山についての諸注意などを聞きました。
私は102年前の西駒ケ岳遭難「聖職の碑」の中箕輪高等小学校のあった箕輪町生まれなので西駒ケ岳には独特の思いもあり、また現在住んでいる手良大平の蟹沢家は37年前に「聖職の碑」が映画化されたときにロケ地にもなった事もあり、主演の鶴田浩二・三浦友和、撮影の木村大作氏の印象が今も強く残っています。
さて、ツアーは菅の台から専用バスに乗り換えました。車窓から見る発電所の付近は、天竜川水系でも最大級の田切地形の表れか、かなりの水量でした。
この日は、悪天候のためにロープウェイを利用する中学校の生徒などが多く、ロープウェイも増便されたので、スムーズに千畳敷駅に到着しました。駅の温度は14度、しっかり雨具を装着し散策に出発、駒ケ岳神社までのわずかな道にも高山植物が咲いていました。強風と雨の中2つのグループに分かれて散策開始です。千畳敷カール遊歩道から剣ヶ池へと下る散策路にはまだ残雪がありました。濃霧で宝剣岳などは見ることが出来ませんでしたが、散策路の両側には、チングルマ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、ショウジョウバカマ、クロユリなど様々な種類の花が咲き乱れ、強風の中でも頑張っている姿が愛らしく感じました。お花畑の中でひときわ背が高く目立つのがコバイケイソウの白い花で参加者は、ガイドの説明に耳を傾けながら散策を楽しみました。ホテルのレストランをお借りして昼食後、早めに下山し、かんてんパパガーデンに立ち寄り、山岳写真や植物細密画館などを見学して終了しました。次回は好天気の千畳敷から南アルプス、富士山を望みたいものです。
雨の為、催行中止
第5回 8月4日(火)
入笠高原テイ沢を歩こう
(健脚向きトレッキング)
第6回 9月16日(水)
【分杭峠氣場発見20周年記念】
氣場体験と秋葉街道を歩く(トレッキング)
暑い真夏日の続く8月4日(火曜日)8時30分“入笠高原テイ沢を歩こう”号のバスが伊那市役所駐車場出発しました。
今日は法華道を整備された北原さまの話が聞けるということで、たのしみに参加された方や、法華道をあるきたい、前に来たことがあるがしばらくいってないので、どのように変わったか見たい。入笠高原や入笠山には登ったことがあるが、ティ沢の方はいったことがないとかいろんな方が期待をもった参加者が集まっていただき本当にありがとうございました。
高遠、杖突街道152号線を経由し第一休憩地千代田湖に到着しました。夏休みの小中学生などのキャンプする人もなくひっそりと静かな高原というところでした。
入笠までのバスの中では、北原さんより、「この道よりひとつ山の中の芝平線211号線を勧め、自分が育ったところですが学校、民家など沢山残っており、すばらしいところですから、是非一度足を運んでください。」と孝行息子の話などをおりまぜ興味ある話をききながら、バスは入笠牧場に到着しました。
牧場から御所平峠へ向い、峠にて、北原さんより法華道整備のお話、ドリンクのサービスをうけ、短い休憩後高座岩に向いました。高座岩から伊那谷をながめ、いよいよテイ沢へと急な道を下りました。
今日は健脚向ツアーと募集した関係で、皆様すいすいと坂道も気にせず、どんどん降りる健脚者でした。
テイ沢から大阿原湿原への入り口で、道路に腰をおろし、ピクニックを楽しむかのように昼食をとりました。短い昼食時間でしたが、ティ沢の沢登りに出発です。
ティ沢の周りの木々は人の手がつかなく枯れたまま倒れ転がっています。足元をみると数々の山野草が我々を迎えてくれました。また、観光地の関係から小さな橋はいたるところでおもてなしの整備がなされてありました。
北原さんより夫婦岩などの説明を聞きながら、まわりの自然のすがたは、本当に心を落ちなごませてくれました。
小一時間歩いて大阿原湿原に到着、バスが冷房をつけてまっていました。今日のティ沢のツアーは天気にめぐまれ、皆楽しく元気に戻りました。
「入笠高原テイ沢を歩こう」ツアーの皆さんお疲れ様でした。
今年は、分杭峠に氣場が発見されて20年、それを記念して秋葉街道トレッキングの日帰りツアーが開催されました。
道の駅南アルプスむらからは、本日案内をしてくださる秋葉街道道普請隊の高坂英雄さんに同乗していただきました。
秋葉街道は文化や物資が運ばれた塩の道、交易の道、南北朝時代には奈良親王が、戦国時代には武田信玄が軍用路として使った道でもあり、江戸時代秋葉信仰が盛んな時代には参詣や代参が行われた道です。
トレッキング開始場所の分杭峠に到着して、まず氣場体験をしました。「氣」を感じることが出来ると言われている斜面は座れるように階段状になっています。思い思いの場所に座り、心安らかに30分程氣場体験をしました。
参加者の中には手が暖かくなったりしびれたりという体験をした方もいました。
いよいよトレッキング開始です。高坂さんを先頭に所々で解説を聞きながら林の中の道を歩き、途中から粟沢川の渓流に沿って古道を歩きました。古道は秋葉街道道普請隊の皆さんによって歩きやすいように整備がされており、参加者は茸や木の実、秋の草花を楽しんで大曲まで歩きました。大曲の手前では小さな可愛い馬頭観音がひっそりと建っていました。その穏やかな優しい顔に心が癒されました。
午後はここもパワースポットでもある熱田神社に立ち寄りました。鬱蒼とした木立の中に重厚な拝殿が建っています。日光の流れをくむ特殊な建築手法と名工による彫刻とで出来上がっている本殿は、初めて見る人も多くその精巧さに感心していました。本殿は国の重要文化財に指定されています。
その後、山岳写真家の津野祐次先生のギャラリーに立ち寄り、山岳や川、滝などの写真を見学し、御嶽山噴火の時写真を見ながら恐ろしい体験を伺いました。
天候に恵まれ、素晴らしい体験と古道を紹介出来、充実したツアーになりました。
第7回 10月20日(火)
紅葉の南アルプス林道を歩く(トレッキング)
第8回 11月4日(水)
晩秋の高遠 そば打ち体験と紅葉の城下町散策
秋晴れの心地よいお天気の中、期待に胸を膨らませて今回の目的地北沢峠へ向かいました。
仙流荘前に到着し、ここから林道バス2台に分乗して北沢峠に向かいました。バスの中では「ちょっと高曇りの山歩きには最高の日、今年の紅葉はとてもきれいです。参加者の皆さんの日頃の行いが良いのでしょう。」と運転手さんのガイドが始まりました。正面に鋸岳を見ながら北沢峠まで高低差1200mを約1時間で登ります。鷹に似ていることから鷹岩と呼ばれている岩や、昭和26年まで森林鉄道が通っていた名残の橋、蛇紋岩(保温性があるのでカイロの替わりに使ったとか)の崖を通り戸台大橋を渡り、一気に高度300mを登りました。「バスは今とてもごしたいのです。」と運転手さんが笑いを誘います。遠く中央アルプスの峰々が一望できました。左手前には紅葉が始まりはじめた鹿嶺高原が、眼下には戸台集落、白岩付近では400メートル下に戸台川原を見ることが出来ました。
ここまで登ってくると鋸岳が目前に迫ってきます。山の稜線がゴリラの横顔に見え、皆さん感心していました。林道は桂の紅葉が続き、綿あめのような香ばしい香りが漂ってきました。からさわ洞門を抜け、バスが進むと東駒の白い峰が見えてきました。白いのは花崗岩で雪ではないと教えていただきました。歌宿洞門を抜け国立公園に入ると鋸岳がより大きく見えてきました。鹿窓と呼ばれる小さな穴も皆見つけることが出来感激です。さらに薮沢の大滝を見つけたり、大平山荘近くでは北アルプスも遠く眺めることができました。
こもれび山荘前でバスを降り、南アルプス開拓の父竹沢長衛氏のレリーフ前でガイドの説明を聞き、摩利支天を眺め、北岳(3193m日本で2番目に高い山)の山頂が見られるスポットなど散策しました。
昼食後、いよいよトレッキング開始です。2時間後バスが下ってくるまでにどこまで歩く事が出来るのか、それぞれのペースで写真を撮ったり、紅葉を心ゆくまで眺めたりしながら林道を下りました。
参加者は2時間程トレッキングを楽しみ、北沢峠を出発したバスに最後の人が乗られた場所は白岩あたりでした。皆さん「もっと歩きたかった」と口をそろえて言っていました。
お天気に恵まれてとても満足した今回のい~な旅でした。
今年度最後のい~な旅は、11月4日穏やかな秋晴れの中、開催されました。
伊那谷は紅葉・黄葉の真っ盛り、風もなく暖かな、穏やかな日差しの中最初の立ち寄り場所美和ダムに到着しました。
地域に親しまれ、ダム湖百選にも認定され遠くには分杭峠が見える美和ダム。昭和34年に完成してからは洪水から人々の命や生活を守り、田畑を潤しさらに発電などで地域の暮らしを守っていることなどガイドの説明で学びました。湖水には様々な紅葉が映り空の青と相まって見事なコントラストを描いていました。
白山橋のたもとでバスを降り、白山渓谷付近を散策して高遠城址公園へ向かいました。
橋の上からは右に高遠さくらホテルや仙丈ヶ岳が、左は遠く中央アルプスが、橋の下を眺めれば渓谷の紅葉の素晴らしさ、どこを見ても「すてき!」という言葉しか出てきません。
高遠城址公園の高遠閣でいよいよそば打ち体験です。講師をお願いした信州そば発祥の地伊那そば振興会会長の飯島進さんから「一人前になるまでには粉こね3年伸ばし3ヶ月切り3日といわれるほど奥の深いもの」との説明と無駄のない流れるような動きの実演に感心することしきり、その後、グループに分かれて真剣に打ちました。打ったそばはどのグループもおいしく頂くことが出来ました。
午後は、高遠では最も古いお寺と言われている真言宗知山派香福寺へ。ガイドの説明では奈良時代には門前市が立ちとても賑わったそうです。参道の紅葉がとても美しいのに訪れる人の少ない静かな寺でした。
次は臨済宗建福寺へ。武田・保科家の菩提寺で保科家の墓もあり、寺正面の石段から境内にかけて江戸時代の石工守屋貞治・渋谷藤兵衛などの45体の石仏があります。特に貞治の地蔵坐像は傑作のひとつとされています。
最後に高遠ダムから取水し、対岸の美篶、手良地区へ運ぶ水路橋「虹橋」に立ち寄りました。水路の上は歩道として散歩や通学に利用されているようです。三峰川にかかる虹をイメージしてこの名前が付けられたとか。
今回のい~な旅では素晴らしい景観のスポットをご紹介することが出来ました。
来春からも一層魅力のある旅を計画し、ご案内したいと思います。
公開日2016/02/10
伊那市観光協会

そばの旅人
i-na movies In Quest of Soba

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