各エリアの麺の特徴ご紹介
行者そば
1300年程前、修験道の開祖、「役小角」が伊那の内の萱で村人に温かくもてなされたお礼に、「そばの実」を村人に贈りました。村人は、この一握りのそばを大切に育てて、やがて信州全体に広まりました。以来、内の萱は信州そば発祥の地といわれています。
地粉で打った手打ちそばを、大根おろしの汁に焼き味噌を溶き入れた「辛つゆ」で食べる行者そばの味をお楽しみ下さい。
ローメン
昭和30年頃、蒸し麺と羊の肉を利用した新しい料理を考案したのが始まりで、最初はチャーローメンと呼ばれました。食べるとクセになるローメンは、焼きそば風とスープ風があり各店オリジナルの味が楽しめます。
高遠そば
高遠そばは、「辛つゆそば」と呼ばれるものが原形で、焼き味噌・辛味大根・ねぎで調味されたつゆが特徴。辛味大根には汁気が少なく辛味が非常に強い「高遠辛味大根」という固有の大根が使われます。
とうじそば
そばのしゃぶしゃぶとも言われる料理で、茹でておいたそばを「とうじカゴ」に入れ、油揚げ、長ネギ、椎茸などを煮たそばつゆにくぐらせていただきます。すんきを具にした「すんきとうじ」もお薦めです。
すんきそば
木曽地方の郷土食である「すんき漬け」を温かなそばに乗せたもの。すんきとはカブ菜を乳酸菌で発酵させた漬物で塩を一切使用していない。独特の酸味がクセになる一品です。
高山ラーメン
高山では高山ラーメンと言わず飛騨中華と呼んでいます。麺は細打ちの縮れ麺、スープは醤油ベース、具はメンマ、チャーシュー、ねぎがその特徴です。
よもぎうどん
高山市朝日地区で村おこしとして特産品のよもぎを加工した商品を開発。そのひとつとして商品化されたのが、元祖飛騨よもぎうどん。道の駅「ひだ朝日村」の人気メニューです。
公開日2021/02/04